バイオベース含有率試験の試料送付方法

いつでもご連絡ください。 営業時間中(9 AM-6 PM JST, 月-金)に迅速に対応いたします。

Beta Analytic はトレーサー・フリー試験所です。 われわれの Terms and Conditions of Servicesにより、Beta Analyticに人為起源/ラベルされた/トレーサーCarbon-14を送付したクライアントは試験所の損害とクリーンアップの費用の責を負います。

 Step 1

推奨量の試料をご準備ください

ゴミとして廃棄に適さない 物質 – 送付前にご相談ください。

ごみとして廃棄できる物質:

– 固体

  • 最大: 2.8 から 25 g – 小売り用のピースもしくは適切に分取した試料
  • プラスチックペレット – 5 から10 gまでに限ります

試料を送付する前にご連絡いただきますようお願いいたします。そういった試料につきましては、試験を行う部分(特に複数色の部分がある場合)を特定していただく必要があります。

意味のある結果を得るために、分析対象炭素が試料全体を代表するものでなければなりません。 分析結果は分析された試料のみに適用されます。 分析対象試料が試料全体を代表していることを確実にするために、試料が不均質な場合には事前にお知らせください。

– 液体

  • 化学品、溶液、潤滑油、オイル、石油化学成分の濃度が高い液体は – 1試料につき1 mL (1 cc)
  • 揮発性有機物(VOCs)の含まれていない液体は – 1試料につき 10 mL (10 cc)

ガラス製 1 mL テフロンセプタム付きクリンプトップ式マイクロサンプルバイアル。 試料は容器の¼ – ½ 程度の量にしてください。

Recommended sample containers for liquids

試料用容器としてプラスチック製またはガラス製バイアルをご使用ください。 漏れを防ぐために、バイアルにスナップキャップまたはしっかりとした密栓があることを確認してください。 またこちらの サイト. からもバイアルをお探しいただけます。 輸送中の漏れを防ぐために、しっかりとバイアルを包んでください。

バイアルキャップには、一層もしくは二層のテフロンフェイス・シリコンなどの化学反応を誘発しないセプタムなどをお使いください。上記にあるアンバーガラスバイアルのような低容量のスクリューキャップ付きバイアルをご使用の場合は、シリコンおよびテフロン、その他の化学反応を誘発しない物質から出来た栓を必ずお使いください。 アルミホイルの面に厚紙が張られたキャップはお使いにならないでください。 厚紙はキャップに接着剤で結着されています。これらは燃料や他の揮発性液体に適していません。揮発する際に接着剤を分解し、輸送中にサンプルを汚染する可能性があります。

注意点: VOCsが含まれている試料は満量にしてください(ヘッドスペースがないように)

Step 2

必要書類をご準備ください。

お申込書を記入してください。

製品の機密性などの観点から開示不可能な情報は記載していただかまくても大丈夫です。

試料に分析中に失われる可能性のある揮発性成分が含まれている場合

正確な結果を得るために、試料中のすべての炭素の回収が必要です。 バイオベース成分が揮発性で化石燃料起源成分がそうでない場合、不揮発性化石燃料起源成分と同様の割合で揮発性成分が回収されないと、測定された試料中のバイオベース成分が少なくなってしまいます。 このような試料については特別な処理が必要とされますので、事前にお知らせください。 (例 揮発性成分を含む手の消毒剤)この情報を弊社へ提供していただくことは、お客様側の責任になります。中にサンプルを汚染する可能性があります。

試料に炭酸塩が含まれている場合

ASTM D6866試験ではバイオベース濃度結果から炭酸塩成分を除外することが定義されています。 炭酸塩を含む試料は特別な処理が必要です。 そのため事前に弊社では製品中に炭酸塩が含まれているかどうか把握する必要があります。 正確な結果を得るためにかならず事前にお知らせください。

Step 3

日本国内のお客様は試料及び申込書を株式会社地球科学研究所に送付してください

試料の送付先:

〒468-0007 名古屋市天白区植田本町一丁目608番地 株式会社 地球科学研究所

注意点: Betaは我々のフォーワーディングオフィス以外を通じて試料が送付された場合、その通関手続きや輸送にかかる費用に責任を持ちません。運送業者に輸送を依頼する場合は、DDP 条項に従う必要があります。荷物のリリースのために必要な行政手続きは送り主の責任で行っていただく必要があります。

FAQs:

試料を受領後速やかに分析に取り掛かり、納期を守るよう最善を尽くします。これは、試料を受領した時点で料金が発生しているという意味です。注文のご変更は可能ですが、注文変更時までの稼働時間によって部分料金あるいは全体料金が適用されることをご承知おきください。

試料が危険物質の場合は、適切な送付方法をお知らせいたしますので必ず事前にご連絡ください。その際、英文のSDSを送付願います。

  • R&D もしくは製品開発用の場合は一般的に1測定で大丈夫です。
  • USDA BioPreferred program用の場合は このページ をよくお読みください。

試験が他の目的の場合、必要であればご相談ください。

弊社のラボには特定の危険物質を取り扱う施設がありません。それ故発がん性物質もしくは特別な廃棄処理が必要な物質は受領することができません。引火性の高い、あるいは特定の毒性を含む物質の場合(例:フェノール)は、廃棄に問題がないごく微量であれば送りいただけますが、その場合は必ず事前にご相談ください。

化学物質は、英文SDS/MSDSの提出が必須です。 コピーを1部必ずお送りください。

弊社よりお客様の試料がマイアミ試験所に到着したこと及び試験結果の納期についてお知らせします。納期はマイアミ試験所に試料が到着した翌日からの営業日(週末を除く)でカウントします。

試験所に3 PM EST以降に届いた試料は翌日のログインとさせていただきます。

バイオベース含有率試験に関してよくいただくご質問

最終更新:2023年8月