放射性炭素年代測定サービスの提供をリードするベータ・アナリティック社は、フロリダ州マイアミ研究所において ISO/IEC 17025:2017認証を受けました。 (ISO/IEC 17025認証機関 Perry Johnson Laboratory Accreditation, Inc より認定)ISO/IEC 17025は、いかなる試験、または較正研究所も取得できる認定された最も高い品質レベルの認定規格です。
この認証により、Beta Analyticのマイアミ試験所は、加速器質量分析 (AMS) によるによる天然レベルの放射性炭素測定および安定同位体質量分析(IRMS)とキャビティリングダウン分光法(CRDS)による炭素、水素、窒素、酸素の安定同位体比測定において高い技術能力を有することを証明しました。
(a) AMS を利用した考古学的試料、地質学的試料また水分試料中の放射性炭素年代/放射能、
(b) 有機物および無機物の炭素、水素、窒素、酸素の安定同位体比のIRMSおよびCRDSによる測定;
(c) ASTM D6866, EN 16640, ISO 13833, ISO 16620-2, ISO 19984-2 を利用した炭素含有固体、液体、気体物質のための天然物質のバイオベース炭素濃度、
(d) CEN/TS 16137を利用した固形再生燃料(SRF)、廃棄物固形燃料(RDF) via ASTM D6866, BS EN ISO 21644:2021, EN 16640, ISO 13833 and ISO 16620-2。
全ての試験結果は、ISO/IEC 17025:2017の認定を受けています。 ISO/IEC 17025:2017は、「結果の証明」をテストする研究所品質保証手順の厳しい認定規格です。 ISO/IEC 17025:2017では、データの追跡可能性、照合、文書管理、レポートの正確性、技術経験等の事項に取り組みます。 ベータ・アナリティック社では、試料の分析において利用される認証手順は、460ページの文書化された研究所・経営管理によりサポートされています。
ベータ・アナリティック社 はISO/IEC 17025:2017認証により、極めて優秀で信頼性の高い試験研究所としてその名声を高めました。 また放射性炭素年代測定だけでなく、再生可能炭素試験やバイオベース試験においても当社が第一選択となりました。
国際認定フォーラム(IAF) 、国際試験所認定協力機構(ILAC) は、「ISO/IEC 17025:2017の必要要件を満たす研究所とは、技術的有効な試験結果や較正を一貫して提供するために研究所にとって必要な技術的適正必要要件、また経営システム必要要件いずれも満たす研究所のことを意味する」という ISOの概念に賛同しています。 ISO/IEC 17025:2017における経営システム必要要件は、ISO 9001:2015 の品質マネージメントシステム−必要要件の原則を満たし、また関連必要要件に連携しています。
最終更新:2023年5月